
2026年3月3日(火) 15:54
IFABが試合テンポ改革を承認 交代10秒・VAR対象拡大
ここに注目
IFABが試合テンポ改善を承認(交代10秒等)
国際サッカー評議会(IFAB)は2026年2月28日、試合テンポ改善を目的とした規則改正を承認した。
主な変更は以下の通りだ。
・スローインとゴールキックでは審判が5秒間の視覚的カウントを行い、それでも遅延が続く場合は相手側にボールを与える。
・交代時は、交代される選手が交代表示後10秒以内にピッチを離れる義務を負い、遅れた場合は代替選手の入場を遅らせる措置を取る。
・負傷で一時処置を受けた選手は、試合再開後1分間ピッチ外で待機する。
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の対象も拡大され、明らかに誤った2枚目のイエローによる退場、誤審による不当なチーム処罰、即時に判断できる誤ったコーナー判定などを確認可能とした。
これらの改正は2026年のワールドカップで先行適用される予定で、各協会やリーグは導入時期の調整や審判教育を進める必要がある。Jリーグでも交代運用やベンチの対応を見直す機会になるだろう。
IFABは時間稼ぎを減らし実質的なプレー時間を増やすことを狙いとして説明しており、VAR運用の見直しで信頼回復を図るとした。国内では審判研修や運用マニュアルの更新が必要で、クラブはベンチ運用や交代手順を事前に練習し、主審との合意を固めることが求められる。早期の周知が重要で、特に主審の準備が鍵になる。
ポイント
Q
改正はいつ承認された?A
IFABが2026年2月28日の140回AGMで規則改正を承認した。
Q
交代の10秒ルールはどう運用される?A
交代表示後10秒以内に退場しない場合、代替選手は次の停止まで入場できないなどの制裁が科される。
Q
VARの拡大は何を含む?A
誤った2枚目のイエローからの退場、誤ったチーム処罰、即時に修正可能な誤ったコーナー判定のレビューが加わる。
Q
改正はいつから適用される?A
原則は2026年7月1日施行の新ルールに合わせるが、2026年のワールドカップでは先行適用される予定だ。